2023年11月に自宅で転倒し、左大腿骨骨折をした
愛子さんですが、はや1年になりました。
88歳で骨折し、病院にリハビリ入院を含めて約3ケ月。
退院時の会議では、ほぼ寝たきりの状態の母を
自宅で介護するのは難しいという判断で
病院からは介護施設の入所を勧められていました。
この当時の母は立つことはおろか、ベットでの寝返りさえ
できない状態でしたから。
もうすぐ90歳になる愛子さんの機能が、どこまで回復するのか
懐疑的ではありましたが、とりあえず自宅に連れて帰ることに
しました。
脳梗塞で倒れた父を、20年近く一人で介護し
7人の子供を育てた苦労人の愛子さん。
できれば自宅で最期を迎えさせてあげたいと
考えています。
そのために、訪問診療でかかりつけ医に
自宅へ往診してもらっています。
骨折して1年、90歳になる愛子さんの現在位置ですが
毎朝、車いすからの立ち上がりと立位保持
30秒×2回のリハビリと、おむつ交換の際の協力動作、
車いすへの移乗の際のベッドからの起き上がり、
立ち上がり(介助あり)ができるようになりました。
残念ながら、独りで歩くことはかないませんが
病院退院時に介護施設に入所していたら
おそらく寝たきりになっていたでしょう。
現在は、嫌々ながら(?)デイサービスに週1回通い
声見知り(目が見えない為)も出来ているようです。
認知症も進み、日によっては混乱していることも
ありますが、しっかりしている日もあるんです。
脳の機能が衰えても、人格はそのままのような気が
します。(愛子さんの場合です)
介助する家族は大変ですが、母と喧嘩しながら
なんとか毎日を過ごしています。
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