折りたたみ式老眼鏡

2024年8月で、訪問介護のお仕事が2年目になります。

未経験から始めた訪問介護のお仕事ですが、
利用者様のご自宅のお掃除、調理、買い物、デイサービスの送り出し、
おむつ交換と色々な事をさせていただいています。

近視と強い乱視がある私は、20～30代の頃に作った眼鏡のレンズを
未だに使い続けているのですが、度が強すぎて新しい眼鏡を作ることが
できません。今の視力を矯正してレンズを作ると、いわゆる瓶底メガネ
もしくは床が歪んで見え、掛け続ける事が難しいのです。

昨年は自己免疫肝炎で、ステロイドのパルス療法(大量のステロイドを
短期的・集中的に投与する治療法)を3月に行い、
薬の影響もあってか、視力にも大きな変化がありました。

抽象的な表現しかできませんが、見え方がいつもと違うというか
視点がぶれる感覚という感じでした。(水槽の中から見ているような画像)
肝臓の数値が落ち着き、ステロイドの用量も減りだすと
目の方も前と同じ見え方に、戻ってきた感覚はあります。

最近は、以前使っていたハードコンタクトを眼に入れて
お掃除のお仕事をしています。視力の出ないメガネでは
ゴミや髪の毛が落ちていても、全然見えないからです。

ところが、コンタクトをすると今度はまた別の問題が・・・。

訪問介護のお仕事は、記録といって文字を書く機会が必ずあります。
その時、コンタクトで矯正した目では
老眼で見えなく文字が書けないという困った事が!!

そこで、100円ショップで老眼鏡を買ってみることにしました。
意外と100円グッズでも見えるのですが、ここでまた問題が・・・

仕事用のカバンには、財布・携帯・ボールペン・メモ帳・予定表
エプロン・個人ファイル・室内ｼｭｰｽﾞ・ゴム手袋・水筒・ｾﾛﾊﾝﾃｰﾌﾟなど
必要なものがギッシリ詰まっていて、いざ使おうとすると
どこかに隠れて出てきません。小さなことですが、毎回のことなので
プチストレスを感じてしまいます。

そこで再度、折り畳み式の老眼鏡を買ってみることにしました。
キーケースに付けると、無くなる可能性は低いですし
100円の老眼鏡と比べても、小さいのが分かります。

メガネケースから取り出すと、半分に畳まれています。

広げてみると、耳にかけるフレーム部分が出てきます。

更に耳掛けの黒い部分を引っ張ると、長さが倍ほどに。
畳むのも簡単で、とても便利だと思います。

個人的な使用感ですが、見え方は100円のメガネと同じようなもので
特別に良いという感覚はありません。また、折り畳みという構造上
耳掛けの部分のピッタリ感はなく、少し浮いた感じだと思います。

ただ、今までのように持ってくるのを忘れたとか
カバンの中を探しまくるというストレスがなくなったのは
かなりの安心感になります。

また、壊れた時には購入したいと思います。