2024年2月11日にリハビリ病院から自宅に戻った愛子さん。
退院した直後から、軟便・水様便が続きました。
骨折する前は、手すりを伝い自分でトイレに行き
排便していましたが、入院してからはおむつの中にするようになりました。
そして自宅に戻り、家の食事をするうちに普通便になりましたが、
ベッド上での排便は難しく、パットを交換するたびに
100%の確率で少しずつ便を排出している感じでした。
認知機能も低下し、便意・尿意もない感じです。
退院から3ケ月ほど経ちましたが、その間に何回も
水様便が続く日がありました。
薬局に行って整腸剤であるビオフェルミンSやビオフェルミン下痢止めを
試してみましたが、まったく止まる様子もなかったのです。
もともとヤクルトを飲むと下痢をする人なので、菌が体に合わなかったの
かもしれません。
再び薬局に行って愛子さんの症状を伝えると、ビオスリーというお薬を
勧められました。3種類の成分があるので、どれか一つでも有効だと
効果が期待できるかもしれないと。
幸いなことに、愛子さんの便は改善しました。
しかし、まだ問題が残されています。
毎回パットにつく便は、一体どうしたらよいのでしょう??
答は意外と簡単でした。トイレです。
トイレに連れて行き、排便すれば良かったのです。
ほぼ全介助になりますが、トイレで排便すると
2～3日はパットに便がつくことがなくなりました。
そうして便が少しつき始めたら、またトイレに行きます。
今は、そんな感じで排便コントロールを目指しています。
毎朝のリハビリで、バーをもって10秒ほど立つ練習をしています。
たった10秒ですが、立てることによって車椅子から便器へ
移乗させることが可能となりました。
毎日の生活が最大のリハビリだと思い、
立つ練習・座る練習・歯磨き・うがいなどを愛子さんは毎日
こなされています。また自分の足で、歩けるように。
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